書評2

随分前に読んだ本だけど「四人はなぜ死んだのか」。
和歌山毒入りカレー事件の追跡ルポだけど当時中学3年生の女の子が書いたということで少し話題になって文芸春秋から発表、その後賞までもらっていたね。
しかし、内容は???が続いたね。
たしかに医療ミスはあったと思うけどそんな現在(と言っても10年以上前だけど)の日本でカレーを食べて苦しみ出したら大概は食中毒の手当てをするよ。 毒、しかも砒素の手当てをする医者がいるわけないってーの。 大体「症状が砒素中毒に酷似していたからその対処で行った!」なんて医者がいたらかなり異常な奴だよ。 もし、本当に砒素中毒ならウルトラファインプレーだけど違ったらその人は永遠に日陰者になるよね。
なんか中3の女の子の残酷さと、おそらく執筆には随分加担したと思われるコンサルタントの父親の悪知恵が透けて見えたね。
後日談では何とでも言えるってことだね。


「ロスジェネはこう生きてきた」、今をときめく?ワーキングプアの味方、雨宮処凛の本。
本人いわく「やはり時給1000円では東京で一人暮らしなど絶対にできないのだ。」P.170
デモ行進の人から「月収12万円じゃ生活できないぞ。」、「もう家賃なんか払えないぞ。」P.207
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私は東京23区の田舎の方だが1人暮らしを1ヶ月の生活費は12万円以下でやっている。
(手取収入からの出費として。)
ワーキングプアって自己責任の部分が大きいんじゃないかって思ったね。
何にそんなにお金がいるのかな?
2つ目の職さがしてないのかな?